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【放送日時】
2018年9月24日(月)あさ7:30~8:00 放送
番組概要
国際化が急速に進展する日本。日常生活でも英語だけでなく様々なことばに
触れる機会が増えています。
ことばを話すということは、人間が持つ特有の能力。
人間は誰でも、赤ちゃんの時から、母親の語りかけを耳から聞くことでことばを覚え始めるのです。その声を繰り返して聞き、口真似することによって、いつの間にかことばを覚えて、会話ができるようになります。
そして子どものころから複数のことばに触れて育ち、多言語を身につけた人たちもいます。いま、そんな環境での子育てが母親たちに注目されています。
なぜ人間はいくつものことばを話すことができるのでしょうか?
言語脳科学研究者・東京大学 大学院総合文化研究科の酒井邦嘉教授はfMRIを駆使し、人間がことばを話すメカニズムの研究を行っています。
「言語もいろんな言語があるが、共通の基盤があって、脳で同じ場所で判断できることが分かった」といいます。
つまり、多言語に触れるほどことばの構造が理解しやすくなるということです。
30年間以上も言語学を研究しているアメリカ・マサチューセッツ工科大学のスザンヌ・フリン教授は「人間が習得できることばの数の限りはありません」と語っています。
番組は、11歳の少年に密着。
7つのことばを使って、自己紹介や簡単な日常会話ができる秘密とは?
自宅や様々な年代の人たちと交流しながら行う活動についてレポートします。
≪出演≫
酒井 邦嘉(東京大学 大学院総合文化研究科教授)
スザンヌ・フリン(アメリカ・マサチューセッツ工科大学教授)
≪ナレーター≫
佐分 千恵