放送内容

捨てられる食品を建材や雑貨に再生 町田紘太(まちだ・こうた)32歳

2021年、東京都目黒区で町田さんは、食品廃棄物に新たな役割を与える会社を作りました。大学時代、工学部でコンクリートに代わる建築材料の研究。コーヒーかすや、みかんの皮など、100パーセント植物由来の素材を開発しました。枝豆からつくったタイルは、コンクリートのおよそ2倍の曲げ強度があります。これまでに90種類ほどの食材で試作。植物性に限らず、食べ物であれば作ることができるようになりました。
目指すのは、“捨てられる食品を建築材料や雑貨に再生する”未来――彼の挑戦を追いました。