放送内容

長野産りんごの合成皮革 伊藤優里(いとう・ゆり)39歳

長野県で、伊藤さんがつくったのが、名産のりんごを使った合成皮革。大学進学を機に移住。繊維学の知識を活かして、3年前、開発を始めました。ジュースを作ったあとの搾りかすを専用の装置で粉末化し、再利用する方法を研究。生産者たちの協力を得て、市場に出回らない搾りかすを譲り受け、地元の自治体とも連携しながら、昨年製品になりました。「消費して終わるだけじゃなくて、思い出して長野に行こうと思ったり、地元の人もよかったと思ってもらえる」
目指すのは、“自慢のりんごをもっと盛り上げる”未来――彼女の挑戦を追いました。