放送内容

捨てられる貝殻の有効活用 南原徹也(なんばら・てつや)36歳

大阪府東大阪市で、南原さんは、2年前、少し変わったヘルメットを作りました。使われているのは、ホタテの貝殻です。北海道で、4万トンもの貝殻が捨てられたままとなり、土壌汚染が問題になっていました。そこで、プラスチックの材料に使う石灰石の代わりに、貝殻を使うことを思いつきます。「石灰石を、日本や海外の山を切り崩し使ってるけど、そんなことしなくても、まだ使えるものが大量に捨てられている」
目指すのは、“捨てられる貝殻を、有効活用する”未来――彼の挑戦を追いました。