放送内容

建築資材の再利用 東野唯史(あずの・ただふみ)39歳

長野県諏訪市で、東野さんは、古材と呼ばれる、古民家で使われていた木材などを売る店を営んでいます。2700軒以上の解体される家に出向き、まだ使える古材を買い取ってきました。古材は、クギを抜くなどきれいにしてから、使いやすいよう加工して売っています。古材の生かし方を伝える教室も、毎月開催しています。「もっともっと自分たちの身の回りにあるものを、一手間かかっても、使い倒していくという価値観を広げたい」
目指すのは、“建築資材を、再利用する”未来――彼の挑戦を追いました。