放送内容

ろう者の文化を発信する場所 牧原依里(まきはら・えり)37歳

東京都西日暮里で、牧原さんが運営するのは、ろう者や難聴者が集う文化施設。
毎月、サインポエトリーや演劇など、手話を中心とするイベントが開催されています。中には聴者が参加できるものもあります。この施設では、ろう者にとっての居心地のよさを考え、テーブルの形や照明などに工夫をしています。現在、牧原さんは「ろう者」などが主人公の映画製作に協力、ろう者ならではの考えや感覚を監督に伝えます。「この辺りが手話の街になったらいいな。手話があるのが当たり前という場所が増えることが目標」
目指すのは、“多くの人が、手話の文化に親しむ”未来――彼女の挑戦を追いました。