放送内容

下肢障害に合わせた靴開発 布施田祥子(ふせだ・さちこ)48歳

埼玉県川口市で、布施田さんは、足に障害がある人でも履けるおしゃれ用の靴やサンダルを開発・販売しています。きっかけは、脳卒中で倒れ左半身に麻痺が残り、歩くのに補助器具が欠かせなくなったことでした。一人一人の足の状態に合わせるため、コストに合わないと断られたメーカーも説得し、今では5社と取引しています。「一つずつ増やせればいいですよね、選択肢が。諦めないで楽しめる世の中になればいいと思う」
目指すのは、“誰もが、履きたい靴を諦めなくていい”未来――彼女の挑戦を追いました。