放送内容

ファッションデザイナー 川崎和也(かわさき・かずや)31歳

東京都東日本橋で、デザイン事務所を運営する川崎さんは、衣料品製造工程での、生地の廃棄ゼロを目指しています。きっかけは、東日本大地震の被災地で、「生活者の衣食住が崩れ去った」現実に触れたこと。従来の曲線が多かった型紙を、AI技術を使って直線だけで構成するプログラムを開発。理論上、廃棄率を30%から5%まで下げました。昨年スポーツウェアメーカーが採用。
目指すのは、“ファッション産業の大量廃棄がなくなる”未来――彼の挑戦を追いました。