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#333

時を超えて読み継ぐ和本(東京都・千代田区神田神保町)

今回のみらい遺産を紹介してくれるのは、東京・神田で創業90年の古書店を営む橋口侯之介さん(73歳)です。
お店に並ぶのは和本(明治初期以前の日本で作られた和綴じ本)。
自らの経験を頼りに、本の価値を見定める「競り売り」で仕入れ、古から続く製法で修復を行い、次の読者へ繋いでいます。
静かな時間の流れの中で、変わらずに受け継がれる古書店の営み…。
そこには橋口さんの和本に対する、ある思いがありました。