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#321

江戸文字に込める言霊(東京都・文京区)

今回みらい遺産を紹介してくれるのは、湯島天神のほど近くに工房を構える、江戸文字書家の橘右之吉(たちばなうのきち)さん(70歳)。
江戸文字とは、寄席文字や勘亭流など、江戸時代に盛んに書かれるようになった文字のこと。何度も重ね書きをして盛り上げるのは、「名を上げる」ため、余白を少なくするのは「お客が隙間なく来るように」など、縁起をかついだ書き方が特徴で、劇場や寄席の関係者に人気です。右之吉さんが今、思いを込めて書く特別な江戸文字とは・・・?