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#289

森をみつめる巣箱(栃木県・那須塩原市)

雄大な那須連山の麓、栃木県那須塩原市。古くから酪農などの農業が盛んで、広大な森には皇室も御用邸を構えています。
今回、みらい遺産を紹介してくれるのは、那須塩原市に住む図画工作家の清野隆さんです。

東京でグラフィックデザイナーの仕事をしていた清野さんは、那須の四季豊かな森に惚れ込み、38年前に移住。
廃材や流木を使った巣箱の制作をはじめました。一つとして同じデザインの巣箱を作らない。一点ものを作ることがこだわりです。

いま清野さんが気がかりなのは、那須の森で大規模な工場開発が進んでいること。鳥の住む森は、地域の人たちにとって癒しの場所。
那須の森を巣箱とともにみつめる、清野さんの想いとは・・・?