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#264

陽光と情熱の石垣いちご(静岡県・静岡市)

駿河湾(するがわん)に面した静岡市の根古屋(ねごや)地区は、明治時代から続くいちごの名産地。陽当たりの良い南向きの斜面を活かした独特の栽培法で育つ「石垣いちご」が作られてきました。
今回「みらい遺産」を紹介してくれるのは、その石垣いちごにこだわる、農家の川島寛さん(64)石垣いちごは、普通のハウス栽培と違って暖房は使わず、陽射しを受けて温まった石垣の熱でいちごを育てます。駿河湾沿いの温暖な気候と陽光による輻射熱が、甘くて美味しいいちごを育んできました。
会社勤めを定年後、両親からいちご畑を継いだ川島さん。伝統のいちご作りにかける想いとは?