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#225

握り続けるふるさとの味 鶏めし(大分県・大分市)

のどかな農村風景が広がる、大分市吉野地区。
今回、みらい遺産を紹介してくれるのは、鶏めしの製造所を営む帆足キヨさん(75歳)です。
「鶏めし」は大分県の郷土料理。炊きたてのご飯に醤油・酒・砂糖などで味付けした鶏肉とごぼうを混ぜ込んで作ります。
猟師が晴れの日にだけ、貴重な鶏や雉の肉を供したのが始まりとされています。
帆足さんは、多くの人々に鶏めしを知ってもらおうと、多いときには1日、1万7000個の鶏めしのおにぎりを握っています。
ふるさとの味・鶏めしを握る手に込める、帆足さんの想いとは・・・?