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#217

若者と共に守る希望の棚田(新潟県・佐渡市)

今回みらい遺産を紹介してくれるのは、新潟県佐渡市で農業を営む、大石惣一郎さん(66歳)。
大石さんが米作りをしているのは、江戸時代に開かれた岩首昇竜棚田。460枚ほどある棚田では、現在30戸近くの農家が稲作をしています。
傾斜地に作られている棚田は、複雑な形のものが多いため機械作業が難しく、平地より労力がかかります。その作業の一端を担っているのは、島の外からきたボランティアの若者たち。大石さんは10年ほどまえから、若者たちを受け入れ、そのまとめ役になっているのです。
一度は島を飛び出し、再び棚田に戻った大石さん。厳しい環境のなかで、若者を受け入れ、棚田と共にあり続ける大石さんの想いとは・・・?