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#213

地下深く広がる大谷石の世界(栃木県・宇都宮市)

栃木県宇都宮市の郊外にある大谷町。この町には
地下60メートル、50年にわたって掘り続けられている大谷石の採石場があります。
大谷石は丈夫で柔らかく加工がしやすいため建築材などに用いられてきました。
今回の「みらい遺産」を紹介してくれるのは、
15歳から大谷石を切り出してきた石切り職人の中島日出男さん(76歳) 。
機械化された今でも、長い年月をかけて磨いてきた職人の感覚を大切にしています。
大谷石を無駄なく切り出すのが腕の見せ所。
ノミに力と角度をバランスよく伝えるため、一日に何千回も正確にハンマーを振るいます。
 
60年以上大谷石を切り出す過酷な作業を続けてきた中島さんの想いとは?