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#200

「時を越え街に響く鐘の音」(兵庫県・西宮市)

 
兵庫県夙川の閑静な住宅街に、毎日響く音があります。ミサの始まりや時報を伝える、カリヨンの旋律です。
 
今回の「みらい遺産」を紹介してくれるのは、カトリック夙川教会の信徒である服部惇さん(80歳)。
夙川教会のカリヨンは、1932年にフランスから持ち込まれた、日本で最も古いもの。戦争や震災で幾度も傷つきましたが、そのたびに修理を重ねてよみがえり、今も毎日、決められた時間に自動的に演奏されています。
85年前と変わらず流れるカリヨンの音色に、服部さんは何を思うのでしょうか?