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#198

「心ほのぼの 石像群“おだいっさん”」(宮崎県・高鍋町)

今回みらい遺産を紹介してくれるのは、黒木勝さん(78歳)。
 
宮崎県中部にある高鍋町。日向灘を望む丘の上にある高鍋大師の境内には、
不思議な石像がずらりと並んでいます。
仏像や日本神話の神々…普通の人間や動物まで。
700を超えるユニークな石像群は「おだいっさん」と呼ばれ、地元の人々に親しまれています。
 
これらすべてを手がけたのは、昭和初期にこの寺を開いた岩岡保吉さん(1889-1977)。
40代で出家し、石像づくりを始めた岩岡さん。88歳で亡くなるまで、ひたすら彫り続けました。
 
「おだいっさん」を愛してやまない黒木さんは、ボランティアガイドとしてその魅力を伝えています。
不思議な石像たちによせる、黒木さんの思いとは?