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#194

「遊び心を育てる 都会の人形劇場」(東京都・渋谷区)

新宿駅の近く。高層ビル街の谷間に、ひときわ目を引くレトロな建物があります。
日本の人形劇団の草分け、「プーク」の専用劇場です。席数は106と大きくはありませんが、年間200回の定期公演が行われ、親子連れでにぎわいます。

岡本和彦さん(70)は、劇団きってのベテラン俳優。とぼけた味わいの演技で観客を楽しませます。
1929年の創立以来、人形劇の新たな表現を開拓し続けてきた劇団。
演目の多くは、人形を動かす役者の姿をあえて見せる「出づかい」と呼ばれる演出です。
自分自身がどれだけ遊べたか?を大事にしているという岡本さん。
どんな思いで舞台に立ち続けているのでしょうか?