BS朝日

バックナンバー

#180

「生まれ変わった町の本屋さん」(山形県・山形市)

山形市の中心部、かつて映画館や書店で賑わった商店街の一角に、1933年(昭和8)年創業の書店が有ります。郷土誌や歴史書の出版も手掛け、街の文化サロンとして、斎藤茂吉や司馬遼太郎など著名な作家たちも訪れたといいます。
今回、みらい遺産を紹介してくれるのは、原田伸子さん(81歳)。60年程前にこの書店に嫁いできました。90年代、大型店舗や通信販売に押されて書店業界が斜陽の時代を迎える中、店主だった夫を亡くした伸子さん。廃業を考える中で、ふたりの大学生と出会います。その出会いをきっかけに、店はどのように生まれ変わったのか?伸子さんと若者たち、それぞれの想いとは・・・?