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#160

勘と経験で作りあげる播州そろばん(兵庫県小野市)

そろばんの生産量日本一の、兵庫県小野市。
伝統の「播州そろばん」は、400年の歴史を誇ります。

今回みらい遺産を紹介してくれるのは、伝統工芸士の宮本一廣さん(75歳)。
そろばんを作り続けて61年になります。

播州そろばんは、全ての製作工程が手作業。
滑らかな動きを生む軸の調整から、軸に玉を通す「玉入れ」まで、
長年の経験で培った技と勘で、作り上げて行きます。

そろばんの需要減少と共に職人の数が減ってゆく中、宮本さんの元に弟子が入ってきました。
経験でしか養えないという勘を、どうやって伝えてゆくのか?
そろばん職人・宮本さんの想いとは・・・?