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#151

ひな祭りを彩る“つるし飾り”(静岡県・伊豆稲取地区)

伊豆半島東岸に位置する稲取地区に、江戸時代から続く桃の節句の風習「雛のつるし飾り」があります。
今回、みらい遺産を紹介してくれるのは、太田良江さん(83歳)。
隣町から嫁いできた太田さんは、稲取の女性たちが手作りしてきた素朴で可愛らしい「つるし飾り」と出会います。当時ほとんど作り手はいませんでしたが、地元の古老たちから作り方を教わり、婦人会の仲間たちと共に、一度は途絶えかけていた伝統を復活させました。

親が子の健やかな成長を願う、美しい気持ちが形となって表れた「つるし飾り」。
太田さんがその伝統と共に、残してゆきたいものとは?