BS朝日

バックナンバー

#137

創業明治2年 歴史を刻む写真館(栃木県栃木市)

江戸時代から日光東照宮へと続く街道の宿場町だった栃木市。利根川水系の巴波(うずま)川を利用した舟運によって江戸との交易で栄え、北関東の商都と呼ばれました。

今回、みらい遺産を紹介してくれるのは、片岡惟光(かたおかよしみつ)さん(79歳)。
創業明治2年、この街で140年続く写真館の4代目です。

片岡さんは写真館の傍らに資料館を開設し、代々撮影してきた写真を展示。
街の発展・成長の歴史と人々の暮らしの記録を遺しています。
そこには、カメラも普及していない時代にこの街で写真という文化を広めていった、片岡さんの父祖たちの想いが込められていました。
いまも写真館を守り継ぐ、片岡さんの想いとは?