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#136

蘇る心の風景・オリーブ畑 (香川県小豆島町)

穏やかな陽光と爽やかな海風が吹く小豆島の10月は、オリーブの実が色づき始める季節です。
今回みらい遺産を紹介してくれるのは、オリーブ農家の空井和夫さん(70歳)。
オリーブの実を1粒ずつ大切に、収穫しています。

小豆島では、明治41年からオリーブの栽培が始まり、国の奨励もあって、
国内最大の産地となりました。
しかし昭和30年代に入ると、安価な輸入オリーブの台頭などによってオリーブ農家は減り、
島のオリーブ畑は荒廃地化が進みました。

空井さんは、オリーブの樹々が生んだこの島にしかない風景を取り戻そうと、
島のあちこちにあった休耕地を引き継ぐことにしました。
子供の頃から親しんできたオリーブの風景に寄せる、空井さんの想いとは・・・?