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#111

「美しい揺らめき、絵ロウソク」(京都府京都市)

今回のみらい遺産を紹介してくれるのは、京都で40年以上絵師を続けてきた、面因幡さん(67歳)。
京都市・中京区の商店街の一角のろうそく店に、面さんの描いた「絵ろうそく」が並びます。
絵ろうそくとは和ろうそくの側面に、花や草など色とりどりの絵を描いたもの。

江戸時代に花を描いたろうそくを仏壇に飾ったのが始まりと言われ、先祖の魂を和ませたいという思いが込められています。画を美しく見せるためには、昔ながらの作り方の和ろうそくが、一番だと言う面さん。
400年以上、人々を癒してきた絵ろうそくの美しい揺らめきに託す、絵師・面さんの思いとは?