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#109

「桜舞う、鯉のぼりの里」(群馬県館林市)

毎年4月、群馬県・館林市内の各所で、上がる鯉のぼり。
その数、5000匹以上。ギネスにも登録された、世界一鯉のぼりの数が多いお祭りです。
4月から上がる鯉のぼりは、桜と一緒に楽しめます。

今回のみらい遺産を紹介してくれるのは、この地で生まれ育った津布工敬三さん(80歳)。
30年程前、地元を流れる川がひどく汚れていたことに心を痛めていた津布工さん。
地元の仲間たちと共に、ボランティアで川の掃除を始めました。
そして川を飾ろうと、家にしまってあった鯉のぼりを、川辺に上げたのです。

やがて共感した人々が鯉のぼりを持ちより、その数は増えていきました。
行政も協力し、大きなお祭りに発展したのです。
こうして、一足早く鯉のぼりのお祭りが始まったのです。
鯉のぼりと故郷の川に寄せる津布工さんの想いとは?