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#102

「氷上の愉しみ 松原湖のワカサギ釣り」(長野県南佐久郡)

長野県・南佐久郡。雄大な八ヶ岳を望む松原湖。冬の風物詩の一つが、ワカサギ釣りです。
天ぷらや唐揚げにすると絶品のワカサギ。
東京都内からも数時間で来られる松原湖では、週末になれば早朝から、氷上に色とりどりのテントが並び、大勢がワカサギ釣りに興じています。

今回みらい遺産を紹介してくるのは、松原湖畔で、明治時代から110年続くロッジを営む畠山さん。
地元漁業組合の理事も務め、ワカサギ釣りを快適に行えるよう、朝4時半に起床し、湖の見回りや氷の厚さのチェックを欠かしません。

氷上に15センチの穴を空けて釣り糸を一本垂らすと、体長10センチ程のワカサギが食いついてきます。湖の水が透き通っていてワカサギが餌を見極めやすい松原湖では、魚との駆け引きが必要。それこそが楽しさの秘密だと言います。
一番の楽しみは、釣りを楽しむ人々の笑顔を見ることだという畠山さん。
長年、松原湖の自然とワカサギ釣りを見守り続けてきた、畠山さんの想いとは…?