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#94

「想いを込めて掲げる木彫りの看板」(東京都台東区)

「看板を背負う」「看板に偽りなし」「看板を掲げる」…
そんな言葉に表れされるように、看板はお店の「顔」として親しまれています。

今回のみらい遺産を紹介してくれるのは、東京都台東区で看板屋を営む、坂井保之さん(73)。
大正13年創業の看板店「福善堂 坂井看板店」の3代目として、57年間、木彫りの看板を作り続けてきた職人です。

比較的廉価で目立つ電気の看板が増えると共に、木彫り看板の職人は減ってゆきましたが、酒井さんは木彫りにこだわり、昔ながらの風情ある看板を作っています。

今も木彫りの看板を掲げるお店の人たちと、作り手である坂井さん。
それぞれが看板に込める想いとは?