長野県南部、天竜川沿いの伊那谷は、長野県の森林面積の３割が集中する、日本有数の森林地帯です。

今回、みらい遺産を紹介してくれるのは、島崎洋路さん。森林の所有者から請け負って山づくりをする林業の「親方」です。
信州大学の教授として、４０年にわたって大学の演習林を管理してきた島崎さん。
６５歳で大学を退官した後、自費で山小屋を建て、地元の企業と共に「森林塾」を設立。理想的な人工林づくりの技術開発と普及に力を注ぎ、２０年あまりで、７００人以上の受講生に山仕事の技を伝えてきました。

山を愛し、林業の現場を見つめ続けてきた島崎さん。
故郷・伊那谷の森にこめた想いとは・・・？