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#80

「終の棲家の 夫婦ふたりの床屋」(東京都杉並区)

東京・阿佐ヶ谷の住宅街にひっそりとたたずむ、床屋さん。
今年8月にOPENしたばかりの、住まいと店舗が一つになった新しいお店です。

今回、みらい遺産を紹介してくれるのは、この店の店主、
理容界きっての散髪の名人として知られる、理容師の、田中實(みのる)さん(68歳)です。
實(みのる)さんは、15歳で理容の道に入り、ひたすらに腕と技を磨き、数々のコンクールで優勝。
店を大きくし、今まで、30人以上もの弟子たちを育ててきました。
そんな實(みのる)さんを、傍らで支えてきたのが、同じ理容師の奥様、文枝さんです。
實(みのる)さんの、小気味よい鋏の音と、文枝さんのきめ細やかな顔そり・・・。
髪も、顔も、そして心までも、きれいさっぱり整えてもらう、床屋のしあわせな時間・・・。

結婚以来43年、ともに働いてきた田中夫婦が、この店にこめた想いとは・・・?