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#79

「温泉街の顔”流し”」(大分県別府市)

全国屈指の名湯・別府温泉。歓楽街の顔と言われる「流し」。
全盛期、別府の歓楽街には30人近い「流し」がいて、町を賑わしました。
今回、みらい遺産を紹介してくれるのは、その伝統を受け継ぐ「2代目はっちゃん(64歳)ぶんちゃん(65歳)」の2人。

別府の町で生まれ育った2代目「はっちゃん」はお笑い担当。郵便局に勤めていましたが、8年前、初代「はっちゃん」が高齢のためリタイアした際、地域のボランティアとしてお世話をしていた縁で、その後を継ぎました。
高校時代からアコーステイックギターを奏で、社会人バンドも組んでおり、何より流しの文化に愛着が有りました。
そんな2代目「はっちゃん」が、流しとして腕を磨くため教えを乞うたのが、いまの2代目「ぶんちゃん」。元々プロの作曲家で、ギターの腕前は一流です。

2人の今やレパートリーは100曲以上。別府の街に楽しい思い出を残してもらうため、そして流しの文化を残すため、今や一組だけとなった流しとして奮闘する「はっちゃんぶんちゃん」。
その想いとは?