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#77

「島で唯一の魚屋」(山口県下関市角島)

下関市の日本海沖にある角島。
島人の多くが漁師を生業にして暮らしてきました。

今回、みらい遺産を紹介してくれるのは、中野秀幸さん(65歳)。
漁師の傍ら、島で唯一の魚屋を営んでいます。

お店を開いたきっかけは、2000年、島と本州を結ぶ橋が開通したこと。
渡船でしか訪れることができなかった島に、橋を渡って多くの人が訪れるようになりました。

店先に並ぶのは、島の漁師たちが持ち寄った旬の魚介類。
橋ができるまでは、獲った魚を本土の卸売市場まで船で運んでいましたが、自慢の魚を訪れた客に、直接売ることが出来るようになったのです。

橋が架かってから15年。島にひとつだけの魚屋が、この島の人々、そして中野さん一家にもたらした変化とは?