BS朝日

バックナンバー

#29

岐阜・郡上八幡のみらい遺産「子どもたちが遊ぶ 川の情景」

今回の「みらい遺産」を紹介してくれるのは、
画家で切紙と造形の作家でもある、水野政雄さん(75歳)
ふるさと郡上を愛し、20年にわたり「郡上おどり」のポスターを描き続けてきました。

四方を山に囲まれ、中央には清流・吉田川が流れる郡上八幡。
水野さんは、山間にひっそりとある町の佇まいには、
まるでお母さんのお腹にいるような安心感があるといいます。

今年の「第27回日本の自然を描く展」で、
上野の森美術館賞を受賞した絵画『郡上八幡の夏休み』にも、
山懐に抱かれたふるさと・郡上への、愛おしい想いがこめられています。

吉田川と郡上の人々が、ひとつにとけあう夏の情景を、
とんびの目線(空から見た目線)で描きました。

夏になると、清流、吉田川や、その支流の、小駄良川は、
鮎を釣る人たちや川遊びをする子どもたちの姿で、いっきに賑やかになります。
川で過ごすしあわせなひととき。
子供たちが遊ぶ姿に、水野さんが抱く想いとは・・・?