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#23

東京都江東区深川のみらい遺産「見物客も一体となる水かけ祭り」

今回「みらい遺産」を紹介してくれるのは
東京の下町、深川で大正10年から続く老舗呉服屋を営む田巻孝子さん(64歳)。
深川と言えば、江戸三大祭のひとつにも数えられる真夏の「深川八幡祭り」が名物。
3年に一度、町神輿53基が勢揃いして街を練り歩く「神輿連合渡御」が行われます。
沿道の観客から神輿や担ぎ手めがけて水をかけるのが習わしとなっており、
別名「水かけ祭り」とも言われるほどです。

祭りのために必要な装束一式をそろえられるのが、孝子さんのお店。
祭りが近づくと、店は大勢のお客さんで混み合います。
一人ひとりに合ったものを丁寧に見立ててくれる孝子さんは、お客さんからの信頼も絶大。
初めて神輿を担ぐという初心者には、装束の着方や神輿を担ぐ際の心得なども教えて、
祭りに送り出してきました。

毎年2万5千人もの担ぎ手が参加する深川八幡祭りを陰で支える孝子さんの
祭りにかける想いとは・・・?