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#22

東京都江戸川区のみらい遺産「街の子供たちを見守る紙芝居」

今回「みらい遺産」を紹介してくれるのは
東京都江戸川区に暮らす永田為春さん(86歳)。
永田さんはこの道60年になる、街頭紙芝居師です。

昭和の時代、紙芝居は子供たちに大変な人気で、
「黄金バット」や「鉄の爪」など数々の名作が生まれました。
全盛期の昭和20年代には東京だけで約3000人の紙芝居師がいたといいます。
子供たちは拍子木の音が聞こえると紙芝居師のまわりに集まってきて、
水飴やソースせんべいなどの駄菓子を食べながら、
紙芝居師の演じる七色の声色に聞き入ったものでした。

時代が変わり、街から紙芝居師の姿がすっかり消えてしまった現在。
それでも、紙芝居を続ける永田さんの想いとは…?