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#17

新潟県長岡市山古志のみらい遺産 「復興の象徴・牛の角突き」

今回「みらい遺産」を紹介してくれるのは、松井治二さん(73歳)。
山古志で40年、闘牛を育て続ける畜産農家です。

牛同士が激しく角をぶつけ合う闘牛「牛の角突き」は、平安時代より1000年、神事として続いてきました。
しかしその伝統は10年前、山古志に大きな被害をもたらした中越地震によって途絶えます。

多くの命や家財が失われ、全村が避難。闘牛場も倒壊しました。
しかし震災の一週間後、村に戻った松井さんたちが見たのは・・・
潰れた牛舎の下で必死に生き延びる、牛たちの姿でした。
牛たちを救出した松井さんたちは、角突きの再開をめざし立ち上がります。

生き残った牛たちの一頭・天の風浜街道は、今も現役。震災復興の象徴です。
牛と人が挑んだ再生の物語とは?