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#16

千葉県香取市佐原のみらい遺産「水郷の嫁入り舟」

江戸時代より水運の要衝として栄えた、千葉県佐原。 道路より水路が先に発達し、人々の生活を支えてきました。

家財道具を船に乗せて嫁入りする「嫁入り舟」も、水郷ならではの光景。 水路の減少に伴い一度は途絶えましたが、 復活を願う人々の声を受けて、6月限定の行事として甦りました。

今回「みらい遺産」を紹介してくれるのは、千葉県に住む大谷カツさん(72歳)。 嫁入り舟の船頭を20年間務めてきました。

多くの見物客が見守る中、ゆったりと菖蒲の咲き誇る水路を進む舟。 実は50年前、大谷さんの嫁入りも、この「嫁入り舟」でした。 新郎新婦を見守る女船頭・カツさんの胸に去来する想いとは―?