放送内容

長嶋一茂のミライアカデミア
~これからを生き抜くための特別授業~

 


長嶋一茂が独自の感性で気鋭の一流専門家たちから学びつつ、
驚き、新たな疑問、不満をぶつけて徹底討論!
持論!脱線!雑談!一茂ワールドを展開!
2023年の日本、そしてミライを生き抜く指針を探る!

 

長嶋一茂が知的好奇心から、一流専門家から学びながら徹底討論していく新・知的エンターテインメント。

今回は2022年、人々がもっとも注目したニュースを気鋭の3人の講師を迎え、経済哲学、脳科学、歴史といった観点から分析。実は密接にリンクしているランキングのトップ3を様々な角度から深掘りする。一茂の感性あふれる意見や疑問に、専門家がそれぞれの見地で解決策を提案しながら徹底討論!さらに新井恵理那、長谷川忍(シソンヌ)とともに学びながら今回も一茂ワールド全開で突き進む! 2023年、そしてミライの日本が進むべき道を探り、その中で私たちがどう生きるべきか。一茂がミライに向けて提言する。

 

【出演者】
長嶋一茂、新井恵理那、長谷川忍(シソンヌ)
斎藤幸平(東京大学大学院総合文化研究科准教授)
中野信子(脳科学者)
本郷和人(東京大学史料編纂所教授)

 

 


 

長嶋一茂さんコメント

 

プラスになることばかりのすごく楽しい話ができました。僕としては本当に楽しい時間が過ごせたという感じです。硬い話をそのままするのは簡単かと思うんですが、そんな硬い話をテレビで長時間するわけにはいかない。そういう意味では硬い話をうまく噛み砕くこともできたと思います。一つのテーマからいろいろな方向へ派生していけたところもすごく良かったと思いました。

 

僕としては、意図的にそのような展開にしたつもりは全くないんです。僕もそんなに知識があるわけではないので、先生方にいろいろな質問をさせていただきました。そんな流れの中ですごく印象に残ったのは「資本主義社会を見直す」ということと「脱成長」。実は僕らも知らぬうちに快楽、幸福に毒されていたんですね。幸せな人が急に不幸になるというのはみんな避けたい。でも、「脱成長」も含めて“幸福感を下げる”こと、例えば資本主義社会を少し緩くしていくという見直しが必要だと僕自身も思いました。言うなれば「金儲け主義をずっとやっていてはダメだよ」ということだと思います。

 

幸福感はあるベースがないと味わえない。例えば、ウクライナの人たちはそんなことを言える状況ではないじゃないですか。そういう人たちを案ずることは大事だと思うし、自分たちがそうなってはいけないと思います。そんな日本という国=ベースにおいて自分の立ち位置をどういう風に考えていくか。僕はテレビの人間なので、2023年はテレビでどういうことを発信できるんだろうということを考えたいですね。自分が人を楽しませることを考えなきゃいけないなと、26年間タレントをやってきて今日初めて思いました。

 

この番組は面白いので、年に1回の単発番組ではなく何回かやりたいですね。個人的には1クールに1回、年に4回はやりたいと思っています。4回目はその年の総括でもいいですし。とりあえず2023年はWBC(ワールドベースボールクラシック)が終わった後に、1回やってもいいかなって。野球の話で。野球の話に斎藤先生と本郷先生にも加わってもらって(笑)。今回でお二人も野球好きとわかりましたから。そういうところも面白かったですね。