放送内容

#6

インスタント食品 後編

 
ゲスト:伊集院 光
 
およそ80万冊の雑誌が眠る、世界的にも珍しい図書館「大宅壮一文庫」。時代の移り変わりや文化、流行を刻むおよそ150年分の雑誌を通して今回特集するのは先週に引き続き「インスタント食品」。インスタントラーメンの歴史に衝撃を与えたカップラーメンの登場や開発秘話なども紹介。カップラーメンの先駆者とも言える「カップヌードル」は発売当時「立って食べる」「外で食べる」という画期的なスタイルでの食べ方を提唱。当時のCMで振り返ります。袋麺とカップラーメンがしのぎを削っていた昭和56年、「中華三昧」という高価格帯の袋麺が売り出されます。高級志向の袋麺の登場でしたが、その状況を辛口批評でお馴染みの「暮しの手帖」はどうみていたのか。そしてその後もカップラーメンは斬新な生麺タイプの「ラ王」、袋麺は味で堂々勝負の「マルちゃん正麺」などが登場。どんどん進化していくインスタントラーメンの歴史を様々な雑誌を通して読み解きます。