五大湖周辺州を中心に35万人以上住んでいるという宗教集団「アーミッシュ」。厳しい戒律により電話やテレビなどの電化製品といった近代文明を拒絶し、移動手段は馬車。男女の服装も決められ、写真を撮らない鏡を見ないなど、現代では想像できない生活をしている。今回、米メディアでも撮影が難しいアーミッシュ村の人々の暮らしを特別に許諾を得て取材することに成功。全米で最大8万人のアーミッシュが暮らすオハイオ州の村を町山が訪れ、アーミッシュとは何か？を徹底解説します。

300年前の生活を今も続けるアーミッシュとは？
北米に35万人以上が住んでいるというドイツ系移民の宗教コミュニティ「アーミッシュ」。現在も電化製品や自動車といった近代文明を拒絶し、300年前の生活を続けている。
今回、アメリカのメディアでも撮影が難しいアーミッシュの村を、特別に取材できることに！
8万人が暮らす“アーミッシュ・カントリー”を訪れ、彼らの今を町山智浩が徹底リポート！

アーミッシュを描いた映画
1985年の映画「刑事ジョン・ブック 目撃者」は、殺人事件を目撃したアーミッシュの少年と母親を守ろうと奮闘する刑事を描いている。ハリソン・フォード扮する刑事が、アーミッシュの人々と交流するシーンも描かれ、彼らの慣習を垣間見ることができる。

＜商品情報＞
「刑事ジョン・ブック 目撃者」Blu-ray：2,619円（税込）／DVD：1,572円（税込）
・発売元：NBCユニバーサル・エンターテイメント
・メーカー商品ページURL: https://db2.nbcuni.co.jp/contents/hp0002/list.php?CNo=2&AgentProCon=32147

アーミッシュの禁止事項
「刑事ジョン・ブック 目撃者」でも描かれているように、アーミッシュは暴力や争いごとを禁じているが、それ以外にも様々な禁止事項がある。アクセサリーやお化粧、口ひげは禁止。さらには、自宅に鏡を置くことも禁止だという。その理由について町山が解説。

原則メディアNG！アーミッシュを徹底取材！
町山が、オハイオ州ベルリンにある村“アーミッシュ・カントリー”を取材。アーミッシュ ガイドのラヴォーン・デボイさんに案内してもらった。写真や動画の撮影は原則NGだが、今回は特別に撮影許可が！
アーミッシュはこの土地で、農業や牧畜を営んでいる。電気を使わず、電線がまったくない光景に、町山も驚き！
アーミッシュの教会は、我々の知っている教会とはちょっと違うという。ガイド歴30年以上のラヴォーンさんでも、教会の場所が分からない理由とは！？

知られざるアーミッシュの歴史を徹底解説
アーミッシュの歴史を探るため、「アーミッシュ・メノナイト文化遺産センター」を訪れた町山。ここでは、360度のパノラマ絵画「サイクロラマ」でアーミッシュの歴史が紹介されている。長さ80メートル、高さ3メートルの巨大なサイクロラマだが、たった1人で描いた作品とのこと！
アーミッシュ登場のきっかけから、彼らがアメリカへ来た理由まで、町山がその歴史を徹底解説！

＜アーミッシュ・メノナイト文化遺産センター＞
・住所：5798 County Road 77, Millersburg, Ohio 44654
・電話：330-893-3192
・公式HP：https://behalt.com/