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#256

ナバホ族の聖地 モニュメント・バレー
大自然キャンプ体験

アメリカ最大のネイティブ・アメリカン居留地「ナバホ・ネイション」。その聖地といわれるモニュメント・バレーのオーバーナイトキャンプに町山が参加。道なき道を車で3時間。途中砂漠でスタックするトラブルに見舞われながらも、何とかキャンプ地まで到着。そこで見る夕景は、まさに地球上とは思えない幻想的で雄大な圧巻パノラマ。夜は焚火を囲み、朝はナバホの民謡を歌う。ここでしか絶対に味わえないナバホ族ならではのキャンプをドキュメント。

 


 

ナバホ国の旅・完結編
今回は、米国最大のネイティブ・アメリカン居留地“ナバホ・ネイション”の旅・完結編。
ナバホ族の聖地「モニュメントバレー」を上から一望できる絶景ポイントに町山智浩が向かう。辿り着いた山頂で町山を待っていたものは…!?

 

11月で81歳 バイデン大統領の最近の功績
町山と藤谷文子が、バイデン大統領についてトーク。再選を目指すも高齢が不安視されているバイデン大統領だが、国立公園・国定公園を次々と指定するなど、地道に良いことはしているという。
グランドキャニオンの所にある先住民の居住地を、バイデン氏が国定公園にしたのは、ウラン採掘による環境破壊から守るため。マーティン・スコセッシ監督の映画「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」は、1920年代、オクラホマ州の先住民が採掘した石油と財産を狙う白人たちの暴挙を描いている。

 

<映画情報>
・Apple TV+「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」10月20日(金)より劇場公開
・公式サイト:https://tv.apple.com/jp/movie/killers-of-the-flower-moon/umc.cmc.5x1fg9vferlfeutzpq6rra1zf

 

バレーを上から一望できる絶景ポイントへ!
町山がナバホ族の聖地・モニュメントバレーで、1泊2日のキャンプツアーに参加。
バレーを上から一望できる“ハンツ・メサ”という岩山を目指し、車で砂漠を延々と走っていくが、砂にタイヤがはまって脱出できなくなるハプニングが発生!別の車にワイヤーを繋いで、引っ張り上げてもらった。
その後、急激な岩山を車で上り、出発からおよそ3時間で“ハンツ・メサ”の頂上に到着。夕暮れ時になり、空想映画のような雄大な光景に、町山も感無量!

 

雄大なモニュメントバレーで極上キャンプ!
ナバホ族の定番のお茶「ナバホティー」を飲んだ町山は、野草のワイルドな味に驚く!夕食は、焚き火で豪快に焼いたステーキを堪能した。
翌朝、町山が目にしたのはモニュメントバレーの幽玄な風景。映画「2001年宇宙の旅」(68)の人類が文明を築く400万年前のシーンは、ここで撮影された。
朝食は、野菜とハム・ソーセージがたっぷりと入った「特製オムレツ」を堪能!最後に、ナバホ族に古くから伝わる歌を聴かせてもらった。

 

アメリカ先住民居留地ナバホ国が抱える問題
町山によると、ナバホ国の面積は北海道より少し小さいくらいだが、警察官の人数が少なく、200人くらいしかいない。殺人事件があっても、ほとんど死体も出てこないという。先住民の行方不明や殺害の未解決事件が多発している「MMIP(Missing or Murdered Indigenous Persons)」と呼ばれる問題について解説。