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#226

CNN特集
保守化するアメリカ最高裁 歴史編

9人中6人が保守派判事となった現在のアメリカ連邦最高裁。その大きな問題点とも言われているのが判事の終身制。原則として亡くなるか自ら退任する以外、交代するとはない。この制度の下、これまで歴史の分岐点となる様々な重要判決を下してきた。最高裁判事の増員を図ったルーズベルト政権、公民権運動のきっかけとなったブラウン対教育委員会判決、ブッシュ対ゴア事件など、その後のアメリカの方向を決定付ける歴史的判決を紐解きながら信頼揺らぐ米最高裁の現状を検証する。