番組表

放送内容

#164

石山大輝(パラ陸上 走幅跳)× 千葉県印西市

写真提供:日本パラ陸上競技連盟

今年、「世界パラ選手権」男子走幅跳(視覚障害T12)で7m08の大ジャンプを披露、日本新記録をマークし、2位に輝いた石山大輝(だいき)、24歳。
 
中学から陸上を始めた石山は高校1年の時に視力が低下する
難病「網膜色素変性症」と診断される。
 
一時は引退を考えることもあったが走幅跳でしか味わえない楽しさを求め
大学3年生の時にパラアスリートへと転向した。
 
順天堂大学の大学院進学後は青木コーチが石山をサポート、
動きを全てフィードバックする練習を続けてきた。
結果、競技歴わずか2年で日本新記録を樹立するまでに急成長。
パリパラリンピックにも出場し、見事5位入賞を果たした。
 
石山にとって、かけがえのない存在となっているのは
共にパリパラに出場したやり投の先輩・山﨑晃裕選手(上肢障害F46)。
2人とも大の野球好きで、いつも会うたびにキャッチボールをする仲だ。
 
そんな石山は海外遠征前に験担ぎとして地元のうなぎ店に行く。
そこで大好物のうな重を頬張りパワーチャージ!
 
「一番楽しんでいる選手が一番強い」と信じ、
印西市から世界の頂点を目指す石山大輝の原点に迫る!