放送内容

#80

川嶋 悠太(ゴールボール)×東京 東大和市

川嶋 悠太(かわしま ゆうた)28歳
 
視覚障がい者によるパラスポーツ、ゴールボール。アイシェードと呼ばれる目隠しをつけた状態で、鈴が入ったボールを互いに投げ合い、得点を競う。
東京2020パラリンピックに日本代表・キャプテンとして出場した川嶋悠太(28)。幼い頃は野球一筋でプロ野球選手になるのが夢だった。目に異変を感じたのは、小学4年生のとき。少しずつ視野が狭くなり、視力が低下する網膜色素変性症だった。そんな川嶋の転機となったのが中学1年のときに授業で覚えたゴールボール。高校進学後は、続けていた野球をやめ、ゴールボール一本に。高校時代の川嶋が猛練習に励んだのが地元の多摩湖。ランニングやゴールボールの戦術を考えるという。さらに川嶋の活躍を後押ししたのは、高校の担任からかけてもらったある言葉。その言葉を噛み締め、どんな時も自らと向き合ってきたという。さらに母親手作り料理も川嶋の原動力になっている。パリパラリンピックに出場し、さらなる高みを目指す川嶋の原点に迫る。