放送内容

#59

老いてこそ~あなたの居場所はどこですか?~

演劇が高齢化社会を救う!?高齢者劇団の日々から老いの未来を考える。
若者なら学校、社会人なら会社、ではリタイアした高齢者の“居場所”はどこなのか?
番組では、2017年度から立ち上がった「明るく老いる」「介護を楽しむ」をテーマにした、シニア劇団『老いのプレーパーク』の活動に密着し、公演までの練習の日々、高齢者である劇団員の生活、誰もが避けられない“老い”との向き合い方を伝える活動などを通して、高齢化社会のいまを伝えます。
『老いのプレーパーク』を指導しているのは、俳優で介護福祉士の菅原直樹さん。菅原さんは、自身の活動を通して、認知症介護と演劇に“芝居をする”という共通点を見つけ、岡山県で自身の劇団を立ち上げたほか、全国でワークショップなどを行い、自身の考え方を多くの介護士や学生に広めています。
劇団には、元教員の男性や親を介護する女性、認知症を患う女性など様々な背景を持った人が集まり、“老い”との向き合い方を伝えています。誰にも必ず訪れる“老い”というものを否定せず、“明るく・豊かに”受け入れるためには、どうすればよいのか。それぞれの姿を通して見つめます。
 
【初回放送】三重テレビ放送:2020年5月30日