放送内容

#49

宿命と、忘却と~“たった70年前”の戦争~

石川県かほく市の坂本信一さん、93歳。胸の内には、痛恨の思いがある…
1944年9月、中国共産党が宣伝工作に来ているとの情報を得て、集落で中国人の若い男を捕まえた。中隊長は青年をスパイとみなし、坂本さんに処刑を命じた。軍隊生活で人を殺したのは、初めてだった。
亡き妻の墓前で彼の胸にこみあげる思いとは。
殺害体験を語る全国の証言者を通して、語り継がれなかった戦争を考える。
 
 
【初回放送】北陸朝日放送:2016年3月27日