放送内容

#8

一命を取りとめた後に ~“見えない障害”と向き合う

去年、高速道路を走行中に福岡市の女性が脳出血を発症した。その一部始終をドライブレコーダーが捉えていた。一命をとりとめたものの、「高次脳機能障害」の後遺症が残った。記憶障害や疲れやすい、情緒不安定など日常生活に支障があるにも関わらず外見だけでは分かりにくいため、“見えない障害”といわれる。医療の進歩で助かる命が増える一方、この障害に悩む人は全国に約50万人いると推計されている。症状に悩みながら障害に向き合う女性など患者の姿を通して「高次脳機能障害」の特性や医療、福祉的な課題を探る。
 
【初回放送】KBC:2020年2月2日