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#100

中村雅俊50年の太秦思い出巡り
〜映画村・撮影所・懐かし食堂〜

記念すべき当番組第100回は、昨年デビュー50周年を迎えた俳優・中村雅俊さんが、東映京都撮影所と東映太秦映画村を巡る“太秦の思い出旅”に出かけます。
1951年に誕生し、数々の名作が撮影されてきた「東映京都撮影所」。今回は、17年前に中村さんが主演を務めた時代劇の衣装や、昭和のテレビ黄金期を支えた時代劇の小道具を特別に拝見。さらに、撮影で使われる小道具に施された驚きの職人技や、映像関係者の間で密かに知られる撮影所の片隅にある神社、その由来にも迫ります。
撮影の合間によく通ったというのが、撮影所の目の前に暖簾を掲げる中華料理店「開花」。名物の鶏玉丼と中華そばに舌鼓を打ちながら、店主と20年以上にわたる思い出話に花を咲かせます。

続いて訪れるのは、今年で開園50周年を迎えた「東映太秦映画村」。今年の日本アカデミー賞最優秀作品賞に輝いた話題作『侍タイムスリッパー』の撮影地でもあるこの場所で、江戸の街並みを再現したオープンセットを見学。新しく建てた建物に“エイジング加工”を施して古さを演出する技や、街並みをすばやく構築するためのキャスター付き建物、そして歩いてこそ気づく、ある“仕掛け”が施された通りも登場。その工夫とは?
映画村の図書室では、明治から現代までの台本や資料を収蔵した約20万点のアーカイブから、中村さんのデビュー作や代表作の台本も発見。懐かしいタイトルを手に取りながら、当時の撮影裏話やエピソードを語ります。
旅の締めくくりは、京都に訪れるたびに足を運ぶという、鴨川沿いのお好み焼きの名店「夢屋」へ。芸能人のサインや訪れた人々の感謝の手紙が壁一面に飾られたこの店で、名物「ゆめやき」と香ばしい焼きそばを堪能します。
芸能生活50年。中村雅俊さんの思い出が詰まった“太秦と名店”を巡る心温まる旅をお届けします。