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#99

検証!都の坂本龍馬 歴史の真実

今年は坂本龍馬生誕190年の節目。全国を駆け回りながらも、晩年の2年間は京都を中心に濃密な時間を過ごした龍馬。しかし、その足跡には今なお多くの謎が残されています。今回は、俳優・内藤剛志さんが歴史作家の河合敦先生とともに、龍馬伝説の真相を解き明かします。
まずは伏見・寺田屋の跡地へ。20人以上の捕り方に襲われながらも、奇跡的に逃げ延びた龍馬。一体どのようにして逃げ切ることが出来たのか。内藤さんが実際の逃走ルートをたどって検証します。また龍馬の妻・おりょうの存在にもクローズアップ。全国を飛び回っていた龍馬と京都にいたおりょう。二人の関係をつなぐロマンチックな逸話とは? 内藤さんが自由な発想で、おりょうの人物像に思いを巡らせます。

そして、龍馬が締結に尽力したとされる「薩長同盟」。犬猿の仲だった2つの雄藩を結ばせ、倒幕、そして明治維新へと繋がる大きな歴史の転換点となった出来事ですが、これが近年、龍馬の功績ではないのでは?という説が浮上。実際、龍馬は薩長同盟にどこまで関わっていたのでしょうか?
さらに、薩長同盟と並ぶ龍馬の功績「船中八策」。後の大政奉還や五箇条の御誓文にも影響を与えたと言われていますが、実は明治以降に創作されたものではないかという説も。しかしこの創作説を覆す貴重な証拠が残されていました。それは、龍馬が暗殺されるわずか5日前の龍馬直筆の手紙。そこに記されていた驚きの言葉とは? 
そして、日本史最大のミステリーのひとつ「龍馬暗殺」。近江屋で中岡慎太郎とともに命を落とした龍馬ですが、その真犯人については様々な説が存在します。京都見廻組説、新選組説、薩摩藩説などなど…果たして真相はどこにあるのか? 内藤さんと河合先生が、独自の視点で導き出した「暗殺の真相」とは?
また検証の合間には、龍馬の大好物、軍鶏料理に舌鼓。龍馬が軍鶏を好きになったエピソードも紹介します。
幕末の風雲児、坂本龍馬の謎に迫る旅、ぜひお楽しみに。