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#71

4つの絶景 琵琶湖の花火と戦国武将

古くから琵琶湖の美しい風景は「近江八景」として知られてきました。その景観も時代とともに変化し、今また新たな絶景が生まれています。そこで今回は、俳優の渡辺大さんが、京都とゆかりの深い日本一の湖・琵琶湖で「4つの絶景」を巡る旅へ。
最初の絶景を求め向かったのは、湖西エリア。打見山の頂にある施設「びわ湖テラス」へ。琵琶湖の全景を見渡せるこの場所で、空と湖が織りなす絶景と対面。そんな琵琶湖に残っているのが、平安時代に活躍した女流作家で「源氏物語」の作者、紫式部についての逸話。果たして琵琶湖と紫式部の関わりとは?さらに、様々な戦国武将が天下人への足がかりとしてこの湖を重要視した理由とは?

続いては、湖南エリアへ。湖を望む比叡山の中腹に位置する展望台へ。ここで年に一度の絶景、「関西一の花火大会」との呼び声も高い「びわ湖大花火大会」を鑑賞することに。約一万発の大輪花火は圧巻の美しさ。さらに今回、特別に打ち上げられた、紫式部の人生を描いた花火にも注目。
続いて訪れたのは、湖東エリアの近江八幡市。ここは、織田信長が築いた安土城の城下町を礎に作られ、商いで栄えてきた地域。当時から活躍し、全国にその名を馳せてきた「近江商人」の邸宅を拝見。そして近江商人たちが大いに利用したのが、豊臣家ゆかりの水路。その誕生の秘密と悲劇の物語とは?戦国の世から続く絶景を船から楽しみます。
歴史ある近江八幡には、意外な絶景もありました。最後は、緑にすっぽり包まれたおとぎの世界へ。ちょっと不思議な風景が広がるその施設は、全国的にも有名なスイーツ店と和菓子店のフラッグシップショップ。甲子園球場の3個分という大スケールの絶景の中で、名物スイーツも堪能。
琵琶湖の多彩な魅力を感じる旅、ぜひお楽しみ下さい。