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#61

美しき3人がめぐる平安時代

今、話題の大河ドラマ。その舞台となっている平安時代が注目を集めています。そこで今回は、美しき3人の俳優が平安時代を巡る旅へ。「歴史」「絶景」「食」…3つのテーマで、タイムトラベルを楽しみます。
檀れいさんは、源氏物語の作者である紫式部にまつわる「歴史」を訪ねる旅へ。京都から少し足を伸ばして訪ねたのは、滋賀県の石山寺。この寺には、紫式部が源氏物語のストーリーの着想を得たと伝わる部屋がありました。ここで、当時の紫式部の面影を伝える貴重なお宝とも対面。紫式部が使ったとされる、ある物とは?

賀来千香子さんは、平安時代から変わらぬ「絶景」を求め、都の奥座敷・大原へ。京都駅から北東に位置する大原は、豊かな自然が広がる、のどかな山里。この地を代表する古刹「三千院門跡」を訪ねます。本堂「往生極楽院」が建立されたのは、平安時代。そしてお堂の中には、こちらも平安時代に作られた、国宝・阿弥陀三尊像。長い時を超えて多くの人を癒してきた隠れ里の秘密が、このお堂の天井に?また、もともとは小さなお寺が点在するだけの寂しい山里だったと言う大原。そんな地域だからこそ、深く傷ついた心を癒すためにこの地にやってきた、悲劇の女性とは?

財前直見さんは、平安貴族にふるまわれた「食」を楽しむ旅へ。訪ねたのは、平安神宮のすぐ近くに店を構える京料理の老舗「六盛」。こちらで味わえるのは、平安時代、貴族が行っていた儀式で出されていた料理の、お味は現代風にしたもの。食べるとわかる、藤原道長たちの意外な日常とは!?
はるかな時を超え、今も平安時代を感じることのできる「絶景」、「歴史」、「食」。新たな京都の魅力と出会う旅です。


【専門家出演者】
●十文字学園女子大学名誉教授
 赤間 恵都子さん
 
●歴史作家 京都観光サポーター
 丘眞奈美さん
 
●直木賞作家
 澤田瞳子さん